シシウドはセリ科の大型の草で、背の高いものでは人の背丈以上になることもある。
花期のメインは7月下旬から8月中旬ころだが、花が終わったあともそのままの姿で枯れ残るため、秋でも姿を見ることができる。
花の様子は次頁以降にゆずるとして、この頁では花の咲き始めの様子を紹介したい。
7月になるとあちこちでシシウドが生育してくる。7月中旬には写真のように葉を展開するとともに、花穂を伸ばし始める。
花穂や葉は最初玉状に包まれていて、そこを割って出てくる。見た感じはトウモロコシに似てもいる。
その様子はなんとも豪壮で、いかにもシシウドらしい感じがする。
写真上:2012年7月中旬 Canon EOS-5DⅡ,
75mm,
f5.6
下:2012年7月中旬 Canon EOS-5DⅡ, 180mm,
f5.6