ウツボグサは夏の定番の花のひとつだろう。
伊吹山でも数はそれほど多くはないが、7月中旬ころ頂上付近でところどころ見ることができる。
ウツボとは魚のウツボのことではなく、矢を入れて携帯するための筒状の容器のこと。
花穂の形がこの靱に似ていることから名づけられたそうである。
シソ科の特長のひとつは茎が四角いこと。特にウツボグサははっきりしている。
濃い紫色の花をいくつもつけるが、花穂はところどころ歯抜け状になっていて、少し間が抜けた感じもする。
2011年7月中旬 Canon EOS-5DⅡ, 35mm, f9.0