シモツケソウを見るには薄曇りぐらいの柔らかな日差しのある日が最も綺麗に見える。
シモツケソウの花のやわらかさと鮮やかさが最も感じられる天候だ。
次に僕がいいと思うのは霧の中。遠くに行くにつれて次第に霧で霞んで見える。幻想的であり、どこまでもこのお花畑が続いているのではないかという錯覚にもおちいる。
霧の濃さは時間とともに変わっていく。数m先も見えないほど濃くなるときもあれば、お花畑の向こうにうっすらと頂きが見えるようなときもある。
ほとんど動かない霧もあれば、風に流されていく霧もある。霧の粒が流されていく様子を見ているのもおもしろい。
いろいろな霧の中でシモツケソウと過ごす楽しみ方があってもいいと思う。
写真上:2012年8月上旬 Canon EOS-5DⅡ,
48mm,
f8.0
下:2012年8月上旬 Canon EOS-5DⅡ, 30mm,
f8.0