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kobanomiminagusa

2012年6月 伊吹山/Canon EOS-5DⅡ , 180mm, f5.6

24.コバノミミナグサ(ナデシコ科)

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伊吹山と山口県だけに分布する。

伊吹山の900m以上の場所だけに分布すると書かれている場合もあるので、ちゃんと見ようと思ったら伊吹山に行くのが一番なのかもしれない。

頂上付近の草原や岩の陰などあちこちで見ることができる。

平地に生えるミミナグサやハコベの仲間だが、花は直径1㎝近くと大きいため見栄えがする。

花弁は一見すると10枚あるようにも見えるが、実は5枚で、1枚の先が2つに分かれている。

ハコベの仲間では、個人的には平地に生えるノミノフスマが風情があって好きなのだが、それに近い風情を感じる。

この写真の株は、中央の2つの花と、それぞれに下にぼけている2つの花とつぼみがとてもシンクロしていて、まるでワルツを踊っているかのように見えた。