テンニンソウはシソ科の多年草で、地下に木化した地下茎があり、ときに大きな群落を形成することがある。
伊吹山でも頂上付近と中央遊歩道、そして、東遊歩道の最下部にとても大きな群落がある。上の写真はいずれも東遊歩道の最下部の斜面の大群落である。
花は単独ではあまり美しいとは言えないし、見ようによっては大きな毛虫みたいだ。
だがそれも、これほどの群落となるとさすがに圧倒される。
夕方近くの日差しの中で見たとき(写真3枚目)は、白い穂が輝いてなかなかきれいだ。ついつい時間をかけて撮影した。
写真上:2010年8月下旬 Canon EOS-5DⅡ, 180mm,
f5.6
中:2010年8月下旬 Canon EOS-5DⅡ, 24mm,
f11
下:2010年8月下旬 Canon EOS-5DⅡ, 45mm,
f11