夏の花と扱われることが多いので、本来は夏編に入れるべきだったと思うが、伊吹山ではお盆の頃に最も多くなる。
特に多いのは頂上付近の草原で、この写真のように大きな群落を作っている。
細長い花穂を金色の水引に例えての命名と聞く。
花後、丸い種をつけるが、種の頭にはカギ状のトゲがあって、動物の毛や衣服にくっつく。種を広い範囲に運んでもらう作戦だ。
秋に山林を歩いて気がついてみるとズボンに種がくっついていることがよくある。
写真上:2010年8月下旬 Canon EOS-5DⅡ,
38mm,
f8
下:2010年8月下旬 Canon EOS-5DⅡ, 90mm,
f8