夏の伊吹山を象徴するのがシモツケソウならば、秋の伊吹山を象徴するのは間違いなくサラシナショウマだろう。
これほどまでに群生する場所はほかに聞いたことがない。東、中央、西のいずれの遊歩道でも群生を見ることができる。
群生する様子は後ほど紹介するとして、まずは晩夏に咲く様子から。
サラシナショウマはお盆の頃から咲き始める。早いものでは8月上旬から咲き出しているものもある。
この頃は、少なくとも体感上はまだ夏である。雲のわく青い空をバックに立つサラシナショウマは涼やかだ。
上の写真の下に見える赤いものはシモツケソウの咲き終わったもの。主役交代といったところだ。
写真上:2010年8月下旬 Canon EOS-5DⅡ,
35mm,
f7.1
下:2012年8月下旬 Canon EOS-5DⅡ, 121mm,
f5.6