渋い、けどきれい
2013年5月
長野県白馬村
Canon EOS-6D
183mm, f5.6
仏像の光背に似た形の仏炎苞をバックに座禅を組む姿に見立てた命名で、なるほど言い得て妙である。
でも、ミズバショウに作りは似ているのに、一般受けしにくい。仏炎苞も中心の肉穂花序(にくすいかじょ)も柿渋のような色をしている。とにかく渋いのだ。
でも、この写真の株は、脇に出始めた葉の緑色がとてもきれいだった。
花が渋いだけに、それとの対比でいっそう鮮やかに見えた。
雨の水滴も一味加えてくれた。