2015年9月5日
長野県諏訪郡
Canon EOS-6D
1: 24mm, f5.6
2: 200mm,f5.6
3: 45mm, f8.0
4: 200mm, f4.5
5: 53mm, f10
6: 165mm, f5.6
2015年9月12日
7: 27mm, f8.0
8: 29mm,f8.0
9: 200mm, f5.6
10: 144mm, f4.5
1週間後にも入笠湿原を再訪した。この日の天候は晴れ。すっきりとした秋空が広がっていた。
涼しい風が吹く素敵な日だったが、写真を撮るには厳しい日差しだった。
霧や、せめて曇になることを望んで半日待ったが、結局、晴れたままだった。
イチかバチかで何枚か撮ってはみたものの、やはり陰影がきつい写真にしかならなく、ほぼ坊主の結果となっ
た。そのかわり、ゆっくりとした時間を過ごすことができた。そんな日も悪くない。
秋は1週間分進んでおり、枯草色が深くなっていた。エゾリンドウの見頃は1週間前だったように思う。
9月に入り、入笠湿原を訪れた。
山の上の湿原はすでに秋の花が咲き乱れ
ていた。
エゾリンドウ。濃い青紫色の花は気品が
ある。そして、美しい。
秋の空を凝縮したかのような色だ。
入笠湿原の良さは、雰囲気がいいこと。
手頃な傾斜の斜面、まばらに生える白樺。
どこを撮っても絵になる ”場のちから”
みたいなものがある場所だ。
この日は晴れたり曇ったりの撮影には
もってこいの天候だった。
できれば霧が出るともっといいのだが。
それを望むのはぜいたくだろう。