2015年8月13日
長野県諏訪郡
Canon EOS-6D
1: 165mm, f5.6
2: 173mm,f5.6
3: 38mm, f5.6
4: 29mm, f8.0
5: 70mm, f5.6
6: 70mm, f5.6
7: 127mm, f5.6
湿原に黄色い塔を立てるのはク
サレダマ。
よく、腐れ玉と勘違いされてい
るようだが、正しくは草連玉。
紫色のサワギキョウとの組み合
わせはなんとも絶妙。
下の写真は湿原の草むらにイヌゴマが群生していたところ。黄色のクサレダマ、紫色のサワ
ギキョウが加わり、とてもにぎやかで美しかった。
下はシシウド。それほど多くはなかったが、それでも存在感がある。
樹林の端に一本のウドがあった。
地味な花ではあるが、霧に包まれ、
薄暗い森をバックに立つ姿はかっ
こいいと感じた。
最後はアレチマツヨイグサ。
帰化植物であり、ここに生えてい
るのはあまり好ましくないのだが、
霧の中に黄色い花が浮かび上がる
光景は、待宵草の名にふさわしく
感じられた。
お盆を過ぎると山では秋めきはじめる。つまり、お盆は夏の最後にあたる。
入笠湿原で見られた花をまとめてご紹介したい。
まず上の写真はヨツバヒヨドリ。夏の高原ではお馴染みの花で、4枚の葉を輪状に何段もつける。
ほかのヒヨドリバナの仲間と比べると端正な姿だ。
下はワレモコウ。これも高原でよく見られる花で、近づいて見てみないといつ花が咲いて、いつ
終わったのかよくわからない。つまりは長く姿を楽しむことができる。