2015年4月中旬
滋賀県米原市
Canon EOS-6D
1: 200mm, f4.0
2: 169mm, f4.5
WSでの続き。
林道にイロハモミジと思われるカエデの
新緑が美しく輝いていた。とても春らしい
色だ。
これはと思い撮影しようと試みたものの、
シチュエーションがあまりよろしくない。
杉林の下にモミジの木があるという状況だ
ったため、バックが杉の葉の間から漏れる
光(玉ボケ)でうるさくなってしまう。
普通に撮ると、その玉ボケがうるさくてモミジ
の葉っぱが埋没してしまう。
そこで手を変えてみた。奥の葉にピントを
合わせ、手前の葉を前ボケで入れてみるこ
とにした。
するとなぜかしらまだらな光がそれほど気
にならなくなった(気がする)。
状況がわかっているからそう見えるだけだ
ろうか...?
下の写真は同じカエデの別の一面を探した
結果。これから展葉しようとしている姿が
たくましいなと思いながら撮影した。
この写真を撮れたのは、上のような難しい
シチュエーションがあったからこそで、
素直に撮れていたら、何か別のいいところ
はないかという考えは起きなかったかもし
れない。
人間万事塞翁が馬とはこいうことかな。