2014年6月下旬
長野県 白馬尻
Canon EOS-6D
1: 50mm, f5.6
2: 50mm, f8.0
3: 55mm, f16
白馬尻はキヌガサソウが多く咲く場所のひとつだろう。
白馬尻は白馬岳の大雪渓の末端に位置している。6月にはまだ雪が残っていて大雪渓に続いている。
雪が解けるに従って、雪渓の末端は次第に山を登っていく。
その雪解けを追うようにキヌガサソウやサンカヨウ、ヤグルマソウなどが芽吹き、花を咲かせる。
雪どけの状況によっては8月でも花を見ることができる。
キヌガサソウは円を描くように葉を広げる。その直径は大きいものだと50cmほどにもなるが、だからと言って大味になることなく、上品な雰囲気がある。
昔貴婦人が使っていた衣笠に例えた名前とのことだが、昔の人も同様の印象を受けていたのだろう。